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山西陽子(芝工大)の経歴・針なし注射器の実用化は?

   

画期的な「針なし注射器」を開発したことで
ニュースにもなった芝浦工業大学工学部の
山西陽子准教授。

この技術は気泡がはじける力でわずか
4μm(ミクロン)の孔を空けるという
まさに驚異の技術です。

主な経歴について

山西さんは東京都西東京市の出身。

お父さんが精密機械の工場をされていた
そうで、小さい頃から身近に機械がある
環境で育ったのだそうです。

芝浦工業大学工学部機械学科を卒業し
ロンドン大学インペリアルカレッジ
機械工学科へ留学。

ちなみのインペリアルカレッジは
マサチューセッツ工科大学に次ぐ
世界第2位の超難関大学。

山西さんは同大学で博士号取得しており、
これはもう、ただ「すごい」としか
言えませんね。

帰国後は、母校である芝浦工業大学特任講師
東北大学バイオロボティクス専攻助教を経て
名古屋大学マイクロナノシステム工学専攻
准教授、2013年から再び芝浦工業大学に戻り
工学部准教授に就いています。

針なし注射器の実用化は?

山西さんが開発した“針なし注射器”は
まさに世界初の技術。

ズバリ、「いつ実用化?」というと、
まだ「実験成功」の段階とのことで
臨床試験などにも至っていないのだ
そうです。

つまりまだ“産まれたての技術”
なんですね。

特許申請中とのことですが、今後は企業と
連携して研究を進める方向とのこと。

実用化がじつに待ち遠しいですね。

しかし、一般に発表された以上は世界中で
研究が始まりますから、それに負けないため
ぜひ国を挙げてサポートしてもらいたいもの
ですね。

今の山西さんの研究費は国立研究開発法人
科学技術振興機構から受ける3年半で
4000万円ほど金額なのだそうです。

こういう研究って年間数億円という
単位が普通ですよね。

ぜひ国内の有力企業が出資して
サポートしてあげて欲しいものです。

用途は?

この針なし注射器については糖尿病患者の
インスリン注射や目の粘膜などの血管への
注射などへの利用が見込まれています。

もともと電気メスの小型化の研究から
スタートし、実験の中で針なし注射器の
原理となる現象を発見。

高速で発射される気泡がはじける力で
細胞に孔を開けることができたのだ
そうです。

いわば偶然の産物だったんですね。

この注射器で開く孔は4μm。

人の毛穴が約200μm、 髪の毛の直径が
約100μmですから、いかに小さいかが
分かりますね。

もう完全に目視できないレベルです。

「針なし注射器」と呼ばれるものは現在も
市販されていますが、高圧で発射することで
細胞にダメージを与えたり、痛みも感じる
という問題点がありました。

山西さんの針なし注射器はダメージも少なく
痛みも感じずに注射が可能とのこと。

毎日注射が必要な患者さんにとっては
夢のような技術でしょうね。

ぜひ、実用化に向けてがんばってもらって
患者さんを注射の痛みから救う日がやって
来るといいですね。

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