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宮本彰(キングジム)の出身校・経営戦略・テプラの誕生秘話

   

「キングファイル」や「テプラ」などで
お馴染みの文具メーカーのキングジム。

このキングジムの社長を務めるのが
4代目社長の宮本彰さん。

プロフィール

宮本さんは東京都の出身。

慶応義塾大学法学部法律学科を卒業し、
1977年にキングジムへ入社。

同社は祖父が創業し、元は材木商だった
とのこと。

それが名簿などを作る仕事に商売替えして
現在のキングジムになったのだそうです。

材木商から文具メーカーって
あまり結びつきませんけどね。

入社後、宮本さんは営業や経理、
工場勤務などを経て1984年に
常務取締役総合企画室長、
1986年に専務取締役へ就任。

1992年に代表取締役社長に
就任しています。

ヒットの方程式

同社の商品開発においては
「ヒットの方程式」がある
のだそうです。

その方程式は、
「まあまあ欲しい人10人<要らない人9人
+絶対欲しい人が1人」とのこと。

10人中1人が熱望する商品が
ヒットするということですね。

宮本さんによれば、みんなが
「まあまあ欲しい」レベルでは
文具は売れないのだとか。

思えば「テプラ」も手書きで十分だと思う人
にはまったく必要ありませんが、ファイルの
背表紙をきれいにそろえたい人には
どストライクですよね。

このテプラを開発するプロジェクトリーダー
だったのが、当時常務だった宮本さん。

それまでアナログな文具しか取り扱って
こなかった同社にとって初めての
電子文具開発だったそうで、ノウハウが
ない中、かなり苦労したのだとか。

当時、社内ではやはり圧倒的に
プロジェクトへの反対の声のほうが
多かったそうです。

そうして3年かけて開発したテプラは
1988年に発売され、年間3万台が目標
だったのが、5年後には100万台を突破。

今やオフィスに1台というくらいに
事務機器の定番になってますよね。

同社が未来を見据えて電子文具という分野に
いわば大きく舵を切ったわけですが、
今となってはその判断は正しかったと
言えますね。

ほかにもただ文字が打ち込めて
記録できるだけのデジタルメモ
「ポメラ」もまさにマニアック。

とにかく思いついたときにすぐ起動できて
タイピングして記録するだけ。

メールもネットも必要なし。

このポメラは同社の役員に15人の役員のうち
の1人が「どうしても欲しかった」商品
だったのだとか。

「電話だけできればいい」という
ガラケーと一緒の感覚ですね。

まぁこういうニッチな商品だと競争に
なりづらいですから、まさに独占市場。

むしろ万人ウケなんて
狙う必要ないんですね。

文具やオフィス用品なんて決まったものしか
売れない時代の中で、まさに独自路線で
業界に君臨するキングジム。

ニッチな商品開発で今後もまたオフィスの
定番商品が新たに生まれてくるかも
しれませんね。

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