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伊400潜水艦の性能・戦績・現在は?

   

第二次世界大戦中に日本の海軍が建造した
巨大潜水艦「伊400」。

なんと近年、中国海軍が建造した032型潜水艦が
竣工するまで世界最大だったほどの大きさを
誇ります。

性能は?

伊400の概要はこちら

  • 全長 122m
  • 全幅 12m
  • 装備 40口径14cm単装砲
  • 燃料 重油1750トン
  • 乗組員 157名
  • 航空機 3機(特殊攻撃機「晴嵐」)

現在の海自の潜水艦は全長80m台ですから
伊400の巨大さが分かりますね。

終戦時にアメリカ軍に接収された際、
あまりの大きさに驚いたという
エピソードもあります。

それに140ミリの主砲って、ふつう潜水艦に
付いてない装備ですよね。

まるで巡洋艦です。

さらに飛行機を3機搭載。

そのため「潜水空母」とも
呼ばれているそうです。

しかもこの飛行機が攻撃機ですから、
潜水艦のために偵察に行くのではなく、
相手に攻撃するための戦力として
積まれていたんですね。

1分で急速潜行が可能。

規格外の大きさとはいえ、1回の給油で
地球を1周半できるほどの航続距離。

つまり、日本から世界のどこへでも
攻撃に行って帰って来れたという
ことですね。

すごい高性能ぶり。

終戦後、米軍に接収された際には
徹底して調査が行われたのだとか。

そして、そのデータがのちの米軍の
潜水艦の設計や運用に大きな影響を
与えたのだそうです。

零戦といい、日本のものづくりは当時から
抜きん出ていたんですね。

戦績は?

伊400型の潜水艦は伊400・伊401・伊402の
3艇が竣工しています。

ちなみに「伊」というのは潜水艦の
規模を示す型番のようなもの。

いわゆる「いろはにほへと」の
「い」ですね。

いずれも終戦近くに竣工しており、作戦に
参加した伊400・伊401ともに米軍との実戦を
経験することなく日本に帰港。

そのため、米軍はじめ連合国軍は終戦まで
この伊400の存在を知らなかったのだ
そうです。

まぁ戦局は悪化の一途でしたから、たった数艇の
潜水艦では歴史は変えられなかったでしょう。

現在は?

伊400・伊401・伊402は米軍に接収され、
前述のとおり技術調査ののち、ハワイ沖で
米軍の標的にされて撃沈処分。

米軍の度肝を抜いた日本の潜水艦の
末路としてはあまりに無残ですね。

冷戦当時、どうも米軍としてはこの技術が
ソ連に流出するのを恐れたようです。

記録も残っていなかったため、伊400が
撃沈した場所は永らく不明でした。

しかし、2005年に伊401、2013年に伊400が
オアフ島南西で発見されました。

今更、引き上げてほしいとは思いませんが、
先人たちが作った屈指の潜水艦が眠る場所が
分かったというだけでも日本人としては
心安らぐもの。

歴史の中に埋没しないように、
後世に語り継いでいきたいですね。

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