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免疫チェックポイント阻害薬とは?末期ガンが治った!?

   

今、ガン治療の分野で、
「免疫チェックポイント阻害薬」
が注目を浴びています。

米国の大学の研究チームによれば
末期ガン患者のガンが消滅したという
衝撃の報告がされています。

免疫チェックポイント阻害薬とは?

ガン細胞は体の免疫機能からの攻撃を
避けるために、免疫に対してブレーキを
かけていることが分かっています。

免疫は攻撃できるのにさせてもらえない
状態になっているということですね。

このブレーキをかけているのが
ガン細胞の表面にあるタンパク質の一種
である「PD-L1」。

この「PD-L1」とガンを攻撃するT細胞の持つ
「PD-1」とが結合することで攻撃に
ブレーキがかかるのだそうです。

これは元々、体内で免疫が暴走しないための
仕組みだそうですが、ガン細胞はそれを
逆手にとって身を守っているわけです。

このブレーキを解除するのが
「免疫チェックポイント阻害薬」。

阻害薬が「PD-1」に蓋をして、
ガン細胞の「PD-L1」との結合を
文字通り阻害。

それによって免疫にブレーキがかからず
ガン細胞に対して全力で攻撃ができるように
なります。

まぁノーガードのボクサーをボコボコに
殴るようなイメージですね。

健康な人にもガンはある

そもそも健康な人でも1日5000個の
ガン細胞ができているのだそうですが、
免疫機能の力で増殖せずに済んでいるのだ
そうです。

そう聞くと急に恐ろしくなってきますね。

「免疫機能、いつもありがとう」
と心から思います。

この免疫機能が弱まったり、機能しなかった
ときにガン細胞が増殖するのだそうです。

まぁつまりは誰でもガンになる可能性はある
ということになりますね。

末期ガンが治った!?

4月に米国で行われた「米国がん研究会議」
でジョンズ・ホプキンス大学キンメル
がんセンターの研究チームがこの
「免疫チェックポイント阻害薬」による
臨床試験の結果を発表。

それによると末期ガン患者21人のうち
1/4以上の患者に効果があり、そのうち
2人のガン細胞が縮小し、2人はなんと
ガンがなくなった「完解」状態になった
のだそうです。

21人の1/4以上というと6~7人
ということでしょうね。

どの患者も手の施しようがない状態だったと
考えれば十分な成果じゃないでしょうか。

そもそもが免疫の力を十分に発揮できる
ようにする薬ですから、そもそも免疫力が
弱ければあまり効果は望めないでしょうね。

ナントカ水とかナントカ茶で末期ガンが
治ったなんてインチキ臭い商品よりも
現実的です。

この発表で免疫チェックポイント阻害薬
の研究が過熱しそうですね。

素人考えでは阻害薬と免疫力を強くする薬を
併用すればより効果が上がりそうな気が
しますね。

まぁ花粉症しかり、免疫が過剰に働くと
かえって体に害を及ぼす場合がありますから
この阻害薬による副作用などの検証は
よくよく必要でしょうね。

実用化がいつになるのかは分かりませんが、
副作用のある抗がん剤に代わりこの
免疫チェックポイント阻害薬が主流になる
日が早く来るといいですね。

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