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江守グループホールディングスが民事再生!どんな会社?

   

福井県福井市に本社を構える
江守グループホールディングス
が民事再生手続きを申し立てたとのこと。

負債額は711億円にのぼる
とのことです。

どういう会社?

江守グループホールディングスは
化学品、合成樹脂、電磁材料などを扱う
企業の持ち株会社。

もともとは1906年に江守薬店として創業。

1958年に江守商店として株式会社化し
1970年に江守商事に社名変更。

順調に商売を拡大していった
ようですね。

1994年に現在のジャスダックに
株式を公開。

さらに2005年に東証2部、
翌年1部に上場。

2014年に持ち株会社体制になり、
江守グループホールディングスに
社名を変更しています。

この名前になったのは
つい最近だったんですね。

事業の失敗

1992年、先代の江守幹男氏の長男である
清隆氏が弱冠31歳にして4代目の
社長に就任。

以降、株式上場を果たすなど
順調に業績を伸ばしていましたが、
コンテンツ事業への進出をめざし
1999年に「新宇宙戦艦ヤマト」の
アニメ製作に出資。

しかし、原作者が著作権をめぐる裁判に
敗訴するなどして、採算がとれずに
他社に事業を譲渡。

まぁかつて一世を風靡した名作とはいえ
また「宇宙戦艦ヤマト」とは今さら感が
ハンパないですね。

最近でも中国での事業が230億円以上の
損失となったことが新聞の紙面にも
載りました。

どうも現地の取引先の企業の資金繰りが
悪化し、売掛金が回収できなかった
ようです。

まぁなんだかありがちな
“踏み倒し”に遭ったという
ところでしょうか。

実際、中国経済の悪化で撤退している
企業も多いんですよね。

第2次安倍政権の発足前、デフレ期に
安い人件費を目論んで中国進出して、
引き時を見誤っている企業はこれから
どんどん同じ目に遭いそうですね。

江守GHDの今後は?

4月30日、東京地裁に民事再生手続き開始の
申し立てを行うことを決議した江守GHD。

東証も5月31日付で上場廃止する
ことを発表。

こうなると一斉に手のひら返しですね。

負債総額は約711億円。

メーンバンクは地元の福井銀行ですが、
頭取はきっと頭を抱えているかも
しれませんね。

会社更生法と違って経営陣が交代するような
義務のない民事再生。

江守氏が再び指揮を執って
再建を目指すのでしょうか。

父の幹男氏は昨年すでに他界。

今の会社の惨状を見て、草葉の陰から泣いて
いるかもしれませんね。

4代目にして“倒産”の憂き目に遭った
江守GHD。

福井県福井市の地元企業だけに
地道な再生の道を歩んでもらいたい
ものですね。

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