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田辺小竹(竹工芸)の出身校・経歴・家族について

   

関西で竹工芸の職人として活躍する
田辺小竹さん。

代々、竹工芸の職人を
世襲しています。

経歴について

小竹さんは大阪府堺市の出身。

本名は「健雄」さんと
おっしゃるそうです。

三代目・田辺竹雲斎の次男として
生まれました。

小さい頃から父のそばで竹に親しんで
育ったのだそうです。

大阪市立工芸高校美術科を卒業後し、
東京芸術大学美術学部彫刻科に進学。

在学中は一時進路に迷って大学に
行かなくなったこともあたったのだとか。

そんなとき旅に出て時間を過ごすうちに
これからも竹を使っていきたいと自分の中で
心を新たにできたのだそうです。

家業だったとはいえ迷わず工芸作家になった
というわけではなかったんですね。

卒業後、大分県別府市にある
竹工芸訓練支援センターで2年間修行。

その後、大阪に戻り父のもとで
竹工芸を修行。

2006年に「田辺小竹」を襲名します。

その活動は大阪、東京さらにはアメリカや
ヨーロッパ、ニュージーランド、韓国など
海外でも個展を開催。

堺市美術新人展新人賞、全国総合技能展
労働大臣賞、ドイツ・バイエルン賞、
第59回日本伝統工芸展日本工芸会新人賞など
数々の展覧会で入賞しています。

2012年には国の「世界で活躍し『日本』を
発信する日本人プロジェクト」において
表彰されました。

竹工芸作家として国内に留まらず、
グローバルに活躍されているんですね。

【画像】発表作品「つながり」

竹の工芸品というよりは
「芸術作品」ですね。

同作品はフィラデルフィア美術館に
買い上げられたそうです。

家族について

初代・田辺竹雲斎は小竹さんの
曽祖父にあたります。

明治期に活躍しました。

二代目・竹雲斎は初代の長男、
小竹さんの祖父にあたります。

初代に厳しく育てられ、弱冠21歳で
帝国美術院展覧会に入選。

のちに日展の審査員も
務めた人物です。

そして、小竹さんの父が
三代目・竹雲斎。

武蔵野美術大学卒業後、
日展に初出品し初入選。

「矢竹」を使った初代や二代とは違う
自分のスタイルを確立し、
日本現代美術展に入選、
日展の出品作が外務省の買上げ
にもなりました。

現在も国内を初め、米国でも個展を開くなど
活躍されています。

ちなみに小竹さんの母・光子さんも
三代目と結婚後、竹工芸の世界に
入りました。

義父である二代目と夫の三代目に師事し
数々の展覧会で入賞するほどの腕前。

結婚してから竹工芸の世界に入って
そこまでの腕になるってすごいと
思いますが、じつは光子さん、
漆芸家の五代目・川端近左の娘。

伝統工芸の作家としてのDNAを
受け継いでいたんでしょうね。

竹工芸からアート作品へ

小竹さんは父・竹雲斎について伝統技術を
学びながら、さらにアート性の強い作品を
作りたいと語っています。

竹工芸作家の枠を超えた
まさに“アーティスト”。

新進気鋭の竹工芸作家・田辺小竹さんの
今後の活躍に注目ですね。

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