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中野和明(中野製作所)の学歴・経歴・水道発電がすごい!

   

横浜にある中野製作所で開発された
水道に取り付けて発電できる
ブレードレスタービン。

開発にあたったのは同社の2代目で
技術部長の中野和明さん。

これまでの経歴

中野さんは東京の生まれ。

中野製作所も元は東京大田区に
あったのだそうです。

日本大学理工学部機械工学科を卒業し、
同大大学院に進み、理工学研究科
博士前期課程機械工学専攻を
修了しています。

本人は勉強では落ちこぼれだったと語って
いますが、工作機械の授業は熱心に
取り組んでいたとのこと。

さすが町工場の息子ですね。

大学院を卒業後、三井精機工業・
株式会社三信にそれぞれ2年勤務した後、
2002年に中野製作所へ入社。

2008年に同社技術部部長に
就任しています。

同社は中野さんの父・義明さんが創業。

従業員数13名の小規模な会社で
工業用精密部品や治具製品の設計製作を
行っています。

そのほかオーダーメイドの工業用機械の
製作も行っているそうです。

【動画】同社製作のレーザー割卵機

食品加工の工場なんかではレーザーで
卵割っているんですね。

なんかすごいですね。

ブレードレスタービンとは?

中野さんの開発したブレードレスタービン
とはその名のとおり羽がないタービン。

現在の火力・水力・原子力の発電所では
蒸気や水の力で羽の付いたタービンを
回していますが、中野さんのブレードレス
タービンは磁石を利用した羽のない
タービンです。

二つの磁石を近づけると磁石が回転する
という現象を利用しています。

水道の流れる流体圧力によって片方の磁石が
もう片方の磁石に接近し、回転運動が
始まるようになっています。

【画像】ブレードレスタービンの構造

ふつうに羽を使ったタービンでは水道の
圧力が弱すぎて回転しないのだそうです。

まさに新しい発想で生まれた
発電システムですね。

この水道を使った発電は、もともと同社の
社員の弟さんがトイレのメンテナンス会社
に勤めており、芳香剤や滅菌剤の自動散布が
できないかという要望からスタートしたのだ
そうです。

自動で電気を供給するとなると太陽光発電
や風力発電が思いつきますが、いずれも
安定供給ができないのが難点。

そこでたどり着いたのが“水道の圧力”
だったとのこと。

しかし、中野さんの会社では水力で発電する
ための羽付きタービンを製作するノウハウが
なく開発は難航。

そんなとき磁石を数ミリ間隔で並べると
磁力が増すという話を聞いて早速実験。

ポリウレタンチューブ内に磁石を入れて
水を流すと見事に磁石が高速回転する
ことを発見し、ブレードレスタービンに
行き着いたのだそうです。

このブレードレスタービンの発電装置は
重量100g程度で手のひらサイズと
とてもコンパクト。

構造自体が単純ですのでメンテナンスも
簡単にできるそうです。

ちなみに発電量は約200リットル
(お風呂1杯)の水量でLEDライトを
10分程度点灯することができるとのこと。

まぁたかが水道の圧力ですからさすがに
家の電力を賄うほどのレベルじゃない
ですよね。

中野製作所はこのブレードレスタービンで
国内・国際ともに特許を出願。

国内企業・自治体のみならず海外からも
問い合わせが来ているのだとか。

各方面から注目されていますね。

今後は発電効率の向上や発電した電気自体の
蓄電などが課題でしょう。

このブレードレスタービンは水道だけでなく
もっと大規模な工場や施設でも応用が
できそうですね。

中野さんも学校やオフィスビル・駅などの
トイレで普及させたいと考えている
そうです。

いずれこのブレードレスタービンを
トイレなどで見かける日が来るかも
しれませんね。

中野製作所の“水道発電”の今後に
注目しましょう。

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