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中村小山三(歌舞伎)の経歴・中村屋を支え続けた人生

   

現役最高齢の歌舞伎俳優だった
中村小山三さんが亡くなったとのこと。

先々代の中村勘三郎に弟子入りして
今日まで中村屋を支え続けてきました。

二代にわたって仕えた功労者

小山三さんは1920年(大正9年)
東京の生まれ。

三代目中村米吉(のちの17代・中村勘三郎)
に4歳で弟子入り。

1926年(大正15年)6歳の頃に初舞台を踏み
20代は女形の役者として活躍しました。

それから舞台に立ち続けることなんと89年!

歌舞伎界の生き字引のような
存在だったんですね。

18代目の中村勘三郎さんも「自分が死んだら
小山三を棺桶に入れてくれ」と冗談を
言うほどに信頼を寄せていたとのこと。

テレビのドキュメンタリー番組で子供だった
中村勘九郎・七之助兄弟をわが子のように
世話する小山三さんの姿も印象的でしたね。

弟子の第一人者

4歳で歌舞伎の世界に入り、
役者として活躍した小山三さん。

しかし、歌舞伎は「世襲」の世界。

世襲でない小山三さんは名跡を継いで主役に
なることはできなかったため、後見役に
徹することにしたのだとか。

伝統芸能の世界ですから安易に実力や実績で
跡目を決めるわけにはいかないんですね。

小山三さんも「舞台に立てるだけで十分」
「主役も弟子も関係ない」と語っており、
まさに裏方の鑑。

生前、18代目勘三郎さんは主役級の
舞台挨拶で小山三さんに感謝の言葉を
送りました。

舞台挨拶の場で脇役の役者を名指しして
感謝を述べるのは異例なこと。

勘三郎さんにはそれだけ
大きな心の支えだったんでしょうね。

94歳の大往生、ご冥福をお祈りしたいと
思います。

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