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野崎喜久雄の経歴・のざき牛・平茂勝とは?

   

鹿児島県で黒毛和牛を肥育する大規模農場を
経営している野崎喜久雄さん。

約4800頭もの牛を育てており、
その90%が高品質とされるA4・A5の
等級を得ています。

牛肉の輸入自由化に抗った男

野崎さんは鹿児島の畜産農家に
生まれました。

20歳のころに黒毛和牛130頭を譲り受けた
ことが生産者としてのスタートでした。

しかし、1990年代の輸入自由化によって
牛肉の価格が大きく値下がりし、
野崎さんの牧場も経営の危機に瀕します。

そこで野崎さんはより多くの肉が取れる
大型牛の品種改良に取り組み、
誕生したのが「平茂勝」でした。

伝説の種牛「平茂勝」

1990年に誕生した
「平茂勝(ひらしげかつ)」。

現在、国内の半数近くの種牛がこの平茂勝の
血を引いているそうです。

まさに“日本一”の種牛と言っても
過言ではないでしょうね。

肉量肉質とも良好で、産子もその長所を
十二分に受け継ぎ、日本の和牛改良に
大きく貢献したとのこと。

鹿児島のさつま中央家畜市場内には
その功績を称えて銅像も建立された
のだとか。

たかが一頭の牛と侮ることのできない
まさに銘牛中の銘牛だったんですね。

のざき牧場の秘密

優良な肉牛を肥育している野崎さんの
「のざき牧場」。

その飼育するブランドは
ズバリ「のざき牛」。

野崎さん個人の名を冠したブランド牛で
今やその名は東京の市場でも注目を
集めています。

のざき牧場の特徴は20代の若い従業員が
一人400頭を受け持って飼育していること。

従業員一人の売上高がなんと3億円!

金額だけ見るとまるで一流商社の
商社マンのようですね。

牛舎は清潔に保たれ、2ヶ月毎に
牛の床換えを行い、その土を有機肥料として
有効活用もしているそうです。

作業も徹底して合理化することによって
牛にかける時間を増やしているのだとか。

ほかよりも愛情注いで飼育しているので
いい肉質の牛に育つのかもしれませんね。

ピンチを乗り越えて世界へ

2006年に川の氾濫により
野崎さんの牛舎が水没。

その損失は4億5000万円にも上り、
一時は廃業も考えたのだとか。

しかし、地元・鹿児島銀行の融資もあって
なんとか牧場を再建。

今や約4800頭を飼育するまでの規模に
成長してきました。

現在、常時10,000頭の飼育をめざしつつ、
さらにのざき牛を世界に広めたいと
語る野崎さん。

ぜひとも日本発の良質な牛肉で
世界を席巻してもらいたいですね。

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