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神奈川大学 上村大輔教授は発見した「ヨシノンA」とは?

   

海洋生物からの天然有機化合物の研究で
有名な神奈川大学理学部の上村大輔教授。

2009年には紫綬褒章を授与されています。

肥満解消に光!「ヨシノンA」とは?

2014年、上村教授の研究チームが
石垣島の藍藻からヨシノンAを発見。

このヨシノンAは肥満の原因となる
脂肪細胞を作り出すのを阻害する
効果があるとのこと。

平成24年度の厚生労働省の調査では
男性の30%、女性の20%が肥満との
集計結果が出ています。

こうして見ると日本人でも肥満の方って
意外に多いんですね。

ヨシノンAの発見は肥満に悩む方には
まさに朗報と言えるでしょうね。

上村教授の研究チームは
石垣島吉原海岸で藻を採集。

この藻を分析し、ヨシノンA・ヨシノンB1・
ヨシノンB2と名付けた3種類の化合物を
精製することに成功。

これら化合物をマウスの細胞で
実験したところ、ヨシノンAが
最もその効果の高いことが
分かりました。

そして、特に毒性もなかったとのこと。

この研究結果は学術誌である
「Tetrahedoron Letters」
にも掲載されました。

研究が進めばまさに夢の新薬が
誕生するかもしれませんね。

肥満は糖尿病や心臓病、脳血管疾患
といった病気の原因にもなります。

高齢化社会で膨らむ医療費を考えれば
抗肥満薬の開発は予防医療として
非常に有効かもしれませんね。

ただ、昨今実在しない万能細胞を
世界に公表してだいぶ日本の医療分野の
研究に傷がついている状態ですから、
ぜひヨシノンAには期待したいですね。

海洋生物のエキスパート

上村教授は海洋生物に由来する
天然有機化合物の分野では
世界的な権威。

ふぐの毒であるテトロドトキシンよりも
猛毒であるパリトキシンの構造を解明。

ほかにも海綿に含まれるハリコンドリンBを
単離することに成功。

このハリコンドリンBは
ガン治療に効果があります。

現在、日本やアメリカ、ヨーロッパ、
シンガポールなど多くの国で研究され
治療薬の承認申請が行われています。

医療分野など人の生活に直接関わる
研究に取り組まれていて、しかも
その研究が役立っているのが
すばらしいですね。

いずれノーベル化学賞を受賞できるんじゃ
ないでしょうか。

まぁそれはさておき、上村教授には
ぜひこれからもヨシノンAのような
大発見を期待したいですね。

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